はじめまして。「鎌倉こどもハチミツプロジェクト」で地元の小中学生を対象とした講座の大学生ボランティアスタッフ代表をしております、横浜国立大学3年 新城 麻衣羽(しんじょう まいは)と申します。
鎌倉こどもハチミツプロジェクトでは、地元の小中学生たちが、北鎌倉にある「建長寺」で養蜂体験と鎌倉の自然やミツバチに関しての学習を行いながら、採れたハチミツを用いて、商品企画、販売を行っています。私たちは、自然環境学習+起業体験=『ローカルアントレプレナーシップ』育成を通して、持続可能な地域を創る人財の育成に取り組んでいます。

採蜜体験。防護服を着て巣箱のすぐそばでミツバチの様子を確認します。

販売イベントの様子。心を込めて作った商品を子どもたちが一生懸命に売ります。
子どもたちが本当に生き生きと活動していて、保護者もそれを一緒に喜んでいる姿に、私たちも沢山の元気をもらいました。
2018年で4期目を迎えるプロジェクトを「もっと楽しく学びたい」「もっと地域に広げたい」「もっと多くの仲間をつくりたい!」という想いからクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。ぜひ鎌倉の自然を感じていただきながら、地域の未来をつくる人材の育成をご支援いただきたいです!
大事にしているのは学びのプロセス
プロジェクトに参加するこどもたちは、じっくりと一年間かけて鎌倉の自然やビジネスについて学んでいきますが、その切り口は多岐にわたります。ただ採密体験をして作って売って終わりというわけではなく、蜜源ツアーを行って自分たちが飼育しているハチがどの植物から蜜を採っているのか実際に目で見て確認したり、鎌倉の街へ赴いて「どんな商品が売れているの?」「どんなお客さんが多いんだろう?」とマーケットリサーチをしたり... 今年度も企画もりだくさんな一年間にしていきたいと思っています。

建長寺の森。ミツバチはここらの植物から蜜を集めます。
こどもたちは、一人ひとりがそれぞれの視点で鎌倉の自然やミツバチについて学びます。そして、採れたハチミツに自分たちなりのアイデアを加え、商品を企画し、販売することで、ビジネス(付加価値の創造)を学びます。「鎌倉こどもハチミツプロジェクト」では、地域の経営者、起業家、養蜂家、和尚さんなど多様な企業、お店、団体、大人たちが得意技を持ち寄って、こどもたちの学びのプロセスをつくりあげていきます。
2018年度の活動について
今年度は、日本ミツバチと西洋ミツバチの2種類を飼育していきます。
活動内容は
・蜜蜂に関する講義
・蜜源ツアー
・採蜜体験
・商品企画のためのアイデア講座
・商品企画開発
・販売
・事業報告会
などを予定しています。
特に販売は、プロジェクトに協賛してくださっている鎌倉のお店ご協力のもと街のお客様へ向けてこどもたちが試行錯誤して作った商品を販売するので、詳細を楽しみにお待ちください。

秘密のハチ場でのミツバチ観察。
『beeメイト』になりませんか?
・beeメイトとは?
ミツバチやハチミツの学習を通して、鎌倉の自然環境を学び、育む、仲間たちのコミュニティです。beeメイトになると鎌倉こどもハチミツプロジェクトで子どもたちに提供する学習コンテンツ+α(画像、動画、テキスト)をFaceBookグループ(秘密)にてご覧いただくことができます。「子どもだけでなく、大人も学びたい!参加したい!」というご要望をきっかけに発案さた、今年から始まる新しいコミュニティです。一緒にミツバチ&ハチミツのことを学んでみませんか?
例・何が違うの?西洋ミツバチと日本ミツバチ。
・ミツバチが好物とする、鎌倉の花木は?

採蜜体験の様子。ハチミツがぎっしり。
とてもとても希少なハチミツなんです。
日本でのハチミツの年間消費量約40,000トンのうち、国内自給率はわずか6.8%。輸入の77%を中国産が占めています。(参照:平成25年農水省データ)
鎌倉で西洋ミツバチを育てハチミツをつくっているのは3か所のみです。が、鎌倉でつくられたハチミツが皆様の手に渡ることはほとんどありません。そもそもの生産量があまりに少なく、またとても限られたルートでしか手に入れることができない希少なアイテムになっているためです。
ホームページがリニューアルしました。
https://kids-honey.com/