和綿を育て糸を紡ぐ
*和綿にふれるワークショップの開催
綿から糸をつくってみませんか?
和綿のことを知り、綿から糸を紡ぐ実体験を通して、感じ考える。
和綿を自宅で育ててみませんか?
綿にふれる。種をまく。
植物が種から成長し実をつけ、また種ができて仲間を増やして行くように。
小さな一歩から少しずつ成長していく事を願います。
『和綿』って何?
かつての日本では各土地の風土にあった種類の綿が栽培され、それはお米と同じくらい重要な農作物でした。
それを使って仕立てられた布団・糸に紡いで織られた着物などの「財産」は、幾世代にも大切に受け継がれていました。
しかし、明治以降に産業の機械化が進むと安価な洋綿の輸入が始まり、手紡ぎ手織りという静かな繊維づくりは昭和30年以降徐々に少なくなっていきました。
そうしてついに和綿の生産量はゼロに等しいくらいになり、
今や国内綿繊維の100%近くは輸入されたものなのです。
その輸入綿は、広大な綿畑を持つ国で大量生産されています。
草取りには除草剤、病害虫には大量の農薬、収穫の邪魔になる葉は枯葉剤で落として大型機で収穫。
それが現在の安価な綿製品の原料となっています。
農薬を使わずに栽培されるオーガニックコットンがありますが、和綿にはもともと虫が寄り付きにくいという性質があるため、無農薬でも育てやすいという利点もあります。
ほんの少し前の時代まで、日本の綿は普段の暮らしの中にあり、農薬にまみれることもなかったのです。
日本の綿栽培の衰退とともに、かつて200種類ほどあった和綿の種の多くは絶えてしまい今では数十種が残るばかりです。
(参考文献 『わたわたコットン』鴨川和綿農園発行)
時代が移り変わっても私たちの生活に欠かせない綿、その中でも昔から一番身近にあった日本の綿「和綿」を育ててみませんか?

ワタの種。硬い種の周りにフワフワの繊維がついている。
プロジェクトを提案する意味
便利になりすぎたこの世の中、「衣・食・住」のどれにおいても、自らの手で作り出すより安価で便利なものを簡単に買い求め消費することが多くなりました。
それによってバランスが崩れていることが、今の生活には沢山あるような気がします。
便利で当たり前ばかりでなく、時には手を使い頭をひねり何かを生み出せたら、
くらしの中の本当に大切なモノが見えてくるかもしれません。
対価について

生分解性のコットン袋に入ったココヤシ培地、ココペレット。水に浸すと左のようにふくらみます。


↑発芽して大きくなったらポットへ移します。
色んな方に取り組んでもらいやすいように、種にココ培地と不織布のポットをセットにして栽培キットを用意することにしました。
ワタをつまんで指で繊維を引き出してねじる。それだけで糸はできます。
最初はそんなに長い糸はつくれませんが、繊維を引き出すタイミングとくるくる撚りをかけるタイミングをつかんできたら、少しずつ長く紡げるようになります。
カーダーでワタを梳く、指だけで紡ぐ、コマを使って紡ぐ。

↑カーダーでワタをすく

↑コマで糸を紡ぐ
協力金額合計
¥110,000
目標金額:¥ 100,000
110%
- 残り
- 終了
- 協力者数
- 38人
2015/09/18 23:59:00にプロジェクトが成立しました。
¥1,000
和棉の栽培キット
自宅に庭がなくても育てられるように、発芽用の培地とファブリック製のポットをセットにしました。
(栽培と糸紡ぎキットのセットの写真参照)
24人が支援中
限定数 残り: 限定なし
お届け予定日:3月
¥1,500
糸紡ぎのキット
ふんわり棒状にしたワタと簡単紡ぎコマのセットで糸紡ぎに挑戦。
和棉の種付き。お庭やプランターにまいて下さい。
3人が支援中
限定数 残り: 限定なし
お届け予定日:10~11月
¥2,000
「和綿ちび布(和綿の種付き)」
和綿ガラ紡糸で手織りしたちいさな布です。
(約20×20cm)
やさしい風合いを感じてもらえたら嬉しいです。
(色や柄は写真と異なる場合があります)
6人が支援中
限定数 残り: 限定 残り14
お届け予定日:11〜12月
¥2,500
ワークショップ参加券
和棉にふれ、和綿についてまなぶ。
ワタから糸を作ることを体験します。
紡いだ糸で編んでみる、インド式糸車"チャルカ"での糸紡ぎなど。
(和棉の種付き)
7人が支援中
限定数 残り: 限定 残り13
お届け予定日:10~11月
¥4,000
手紡ぎ和綿糸のドリームキャッチャー
網部分は、手紡ぎ・藍染めの和綿糸で編みました。
良い夢が届きますように…一つひとつ丁寧に作ります。
0人が支援中
限定数 残り: 限定 残り5
お届け予定日:11〜12月